“code”コマンドを使うことで、Visual Studio Code(以降、VSCode)をターミナルから開けるようになります。
例1. カレントディレクトリを開く
$code .
例2. カレントディレクトリ下の指定したファイルを開く
$code sample.py
これができると、”$code .”でターミナルで今居るディレクトリのフォルダを開いた状態でVSCodeが立ち上がるなど、何かと便利です。
しかし、最初から使える訳じゃないので、ささっと設定して起動できるようにしちゃいましょう。
ターミナルがすぐ起動でき、かつVSCodeが既に入っている環境下での所用時間は1~3分程度です。
目次
codeコマンドで起動できるように設定する方法
まずはVSCodeを起動します。設定をいじるだけなので、どこで開いても問題ありません。
- 「Cmd + Shift + P」でコマンドパレット(入力窓)を開く
- コマンドパレットに「Shell」と入力
- 選択肢から「Shell Command: Install ‘code’ command in PATH(シェル コマンド: PATH内に’code’コマンドをインストールします」を選択
- PCの認証が必要な場合は対応する
- 「シェル コマンド ‘code’ が PATH に正常にインストールされました。」と出れば完了
これだけです。
手順3でアンインストールではなくアンインストールの方を押してしまうことがなければ簡単に完了するかと思います。
実際にターミナルで確認する
設定が完了したら、ターミナルで確認してみましょう。
元々ターミナルを開いていた方は、ターミナルを再起動するなりしてPATHを再読み込みしてください。
$code .
これで実際にVSCodeが起動すれば完了です。