GoogleAppsScriptで文字列の改行をする方法

GASで処理を書いているとき、

「あれ、スプレッドシートのセル内で改行するのってどうやるんだ?」
「ポップアップの改行って普通にできない?」

と迷うことがあったので、備忘録として記載しておきます。

目次

スプレッドシートのセル内での改行

こちらは至って普通です。

文字列の中に”\n”を入れれば改行ができました。

function myFunction() {
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
  let sheet = ss.getSheetByName("シート1") 
  sheet.getRange("A1").setValue("test\ntest")
}

実行結果は以下のとおりです。

New lines in spreadsheet cells.
GASからセル内で改行された文字列が出力されました

ポップアップで改行する方法

GASでは以下の画像のように、画面上にポップアップが出せます。

Displaying dialog by GAS.
GASによるダイアログ表示

これを改行するには、バックスラッシュをエスケープする必要があります。

簡単に言うと”\\n”で改行できるようになります。

実際に「OK?」と「キャンセル?」を改行で分けてみましょう。

function myFunction() {
    var res = Browser.msgBox("OK?キャンセル?", Browser.Buttons.OK_CANCEL);
    if (res == "ok"){
        console.log("ok")
    }else if(res == "cancel"){
        console.log("canceled")
    }
}

これで改行ができるようになります。

New lines in the dialog.
ポップアップ内で改行できました

さいごに

さほど難しい内容ではありませんが、ふと分からなくなることってありますよね。

とはいえ改行はあなたの目的ではないと思うので、主軸の実装を頑張ってくださいね!

他にも「これってどうやるんだ?」みたいなのがあれば、ぜひコメントください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内Edtech企業のコーポレートエンジニア。
業務改善・自動化についての開発をしています。
エンジニア歴9年、コーポレートエンジニア歴4年。

コメント

コメントする

目次