Miniconda(Anaconda)で $conda create -n [name] python=[version]
をして仮想環境を作成した後、$conda activate [name]
でエラーが発生してしまった場合の対応を備忘録として残しておきます。
環境構築で一回やっておけば多分大丈夫なので、サクッと完了させましょう。
エラー内容
今回発生したエラーのメッセージは以下のとおり。
CondaError: Run ‘conda init’ before ‘conda activate’
エラー内容は見てのとおりですが、conda activate の前に conda init してねというものです。
これはcondaがシェル環境に紐づいていないことが原因で起こるエラーのようです。
エラー解決手順
ではサクサクと解決させちゃいましょう。
実行するコマンドは$conda init [SHELL_NAME]
で、SHELL_NAMEには今使ってるシェルの名前を入れます。
bashを使っている場合は$conda init bash
zshを使っている場合は$conda init zsh
を実行します。
zsh(bash)を使っている人は~/.zshrc(~/.bashrc)にcondaの一つ前のコマンドでパスが追記されるので、それを読み込めば完了です。
bashなら$source ~/.bashrc
zshなら$source ~/.zshrc
これで解決していると思うので、あらためて$conda activate [name]
してみましょう。
上手くいっていれば、ターミナルの左端に[name]で指定した環境名が出るはずです。
まとめ
「シェル名指定してね」とか「sourceして再読み込みしてね」とか書いてくれればもうちょっと分かりやすいよね。とは思いつつ、一回やれば解決するものだし仕方ないかと思ったり。
環境設定に時間をかけるのはあまりよくないので、サクッと解決させて次に進んじゃいましょう。